2020M-1準決勝ライブビューイングの感想
M-1準決勝の感想を書くためだけにブログを始めました
禁忌肢と申します
早速感想に入りたいと思います
１、ラランド
ラランドは準々決勝で一度敗れたのですが、ワイルドカードによって復活しました
僕は去年の準決勝からラランドのファンになりGERAのラジオやララチューンを視聴していたので、準決勝で見れただけで感激でした
正直前説的な立ち位置でしたが、ラランドらしい王道漫才で会場の空気をあっためることができていたのでよかったと思います
個人的にニシダさんの本来のキャラであるクズさや過激な部分を漫才の中で見たいなと思いました、もっとシンプルで感情的なツッコミが似合うと思います
来年はぜひストレートで準決、決勝まで行ってほしいです！
２、タイムキーパー
ボケのまついあきらさん、僕より年下で焦りました…
二人とも達者で声がよくて結成2年目を感じさせない漫才でした
敗者復活で爪痕残してラジオ始まってほしいです！
３、金属バット
ストレートで準決まであがっただけで満足です！
４、ウエストランド
やっと上がった！！！！！！！
去年のニューヨークくらいの受かるか落ちるかギリギリのところだと思っていたので発表されたときは納得でした
井口さんの勢いもさることながら、河本さんが自然に会話を転がしている様子もさすがだと思いました
５、ニッポンの社長
今年に入ってから周りの人から辻さんに似てるといわれることが増えたので、個人的にめちゃくちゃ応援してます
いつか一緒に写真を撮りたいです
６、ランジャタイ
うーん…
こういうシュールな漫才はツッコミが入ることで冷めてしまうんではないかと思うんですがどうでしょう…？
宮下草薙の漫才も同じことを思ってしまいます…
７、祇園
とてもわかりやすくて決勝のお客さんにもウケそうなネタだったので受かると思っていました
二人のそろった声が映えていました
８、マヂカルラブリー
ウエストランドと同じように、野田さんだけではなく村上さんの立ち振る舞いがよかったです
以前よりも野田さんと村上さんが対等に漫才に絡み合っているように見えました
９、からし蓮根
このご時世だからか、唾をかけるというボケで少しビビッてしまいました…
人の生死や社会情勢、センシティブな内容はどれくらい審査に影響があるのかが気になりました
１０、カベポスター
個人的に浜田さんの欲しいときに欲しいテンションとワードのツッコミをしてくれるところが大好きです！
けどカベポスターさを残しながら賞レースで勝つのって難しそうですね…
賞レースっぽくないところもちゃんと評価されて決勝に行ける世の中になってほしいです
１１、ゆにばーす
前評判がよかった分落ちたのが残念でした
漫才を通じて二人の素の部分を見たくなってしまいました
１２、キュウ
清水さんのツッコんだ後の堂々とした顔を見て絶対に決勝に行ったと思いました
割と頭を使う漫才だったのですが、キュウらしいスローな漫才だったためひとつひとつ置いていかれることなく笑うことができ、間の長さに見合ったウケ量でした
１３、アキナ
A,Bブロックのイチウケだったのでこれは決勝行くぞと思っていたのですが…
後から考えると、賞レースでウケやすそうなテクニックを確実に押さえていった感が否めませんでした
アキナの芸歴でちゃんと賞レースに合わせたネタやったらそりゃ決勝行くだろ…という…
KOCでジャルジャルが優勝した時のそりゃそうですよね感と似たものを感じてしまいました
１４、おいでやすこが
間違いなく準決勝のトップウケでした
おいでやす小田さんのデカすぎる入力によって歪みが生じるようなパワーで笑わせるツッコミは圧巻でした
R-1出場資格がなくなったことが最大風速の神風となっていました！
よくできたドラマすぎるのでこのまま優勝しても文句なしです！
１５、オズワルド
パワーのおいでやすこがに対しテクニックで空気を変え笑いを取っていました
去年の準決でいちばん笑ったのがオズワルドだったので今年も期待しちゃってます
去年より漫才のテンポが上がってウケの数、質ともに完璧でした
１６、ロングコートダディ
今年の準決でいちばん笑いました
涙が出るほど笑いました
兎さんのサイコさや天然さをうまく活かしたネタで、実際の人間味とネタの内容に乖離がないほうがいいネタに見えやすいなとあらためて思いました
正直決勝に行けるネタではないと思いましたが、このネタを見れただけで大満足でした
１７、インディアンス
去年の決勝後にかもめんたるう大さんがnoteに書いていた「パンチが当たる場所が全部同じ」という表現がしっくりきました
話の進め方も不自然で単発のボケが点々とあるように感じてしまいました
１８、東京ホテイソン
決勝に勝ち上がっていちばん嬉しかったコンビでした！
去年の準決勝では「はこれこれこれはこれこれ」で最大風速の爆笑を取っていたのがで印象的で、あまり難しいことを考えさせずに笑わせることができるめずらしいコンビだと思いました
なにも意味が分からない小学生でも爆笑できると思います
しかし今年のネタは去年よりルールが難しく分かりにくかったので、決勝でこのネタをやったらどう評価されるんだろうと思いました
今年をの決勝を顔見せととらえて、もう少し決勝向けのわかりやすいネタに変更してもいいかなと思いました
来年も決勝に行くと思っているということです！
１９、コウテイ
絶対受かったと思っていたのに…
本人たちも絶対受かると思っていたんだろうなというのが伝わってきて自分も悔しくなりました
前回のR-1でワタリ119が仕上がり切ったネタをしたのに大谷健太に負けた時のことを思い出しました
２０、学天即
うーん…
奥田さんがエリートに見えすぎてツッコミが性格悪く見えてしまうなと思いました
２１、ダイタク
学天即が思っていたようにウケず、その影響を受けてしまったように見えました
２２、見取り図
僕の中で決勝メンバーに選ばれていて唯一納得しなかったのが見取り図でした
見取り図の安定感のあるしゃべくり漫才と盛山さんの独特なツッコミを見たかったのに、M-1に寄せた漫才コントだったのであれ…？となりました
あまりにも派手さを求めすぎているような…
アキナと似たようなモヤモヤを感じました
見取り図とアキナの代わりにタイムキーパーかコウテイが受かっていてもいいのかなと思いました
そもそも漫才において舞台を広く使ったほうが良いと言い出した人は誰なんですかね…？
２３、ぺこぱ
敗者復活でウケそー、と思いました
個人的に生まれ変わったら同じ顔になっていてもいいと思うほどシュウペイさんはイケメンだと思っています
２４、滝音
M-1側も受からせたかったんだろうなとなぜか思いました
滝音のパターンを知ってしまっているとそれを受け取るだけになってしまうんですかね…？
滝音は一回戦のゾウのネタがいちばん尺がちょうどよくて好きでした
２５、ニューヨーク
安定の決勝進出
嶋佐さんの本来の人間味プラス演技力でネタの中のキャラのリアリティが半端なかったです
ネタの中で普通じゃない人間を演じさせたら嶋佐さんはトップクラスだと思います！
KOCの一本目のようにニューヨークらしさもありテンポもよいネタでした
２６、錦鯉
去年は和牛が大トリであまりウケていなかったので今年はどうかなと思っていたのですが、錦鯉のパワーやM-1やお客さんに応援されている空気によって見事大ウケをかっさらっていました！
頭を叩くツッコミが減っている中、渡辺さんは躊躇なく長谷川さんをぶっ叩いていて気持ちがよかったです
僕の中でもなぜか長谷川さんは叩かれてもいい人間だという見方をしていました(笑)
以上全組の感想です
今年はコロナの影響で映画館のお客さんが半分しか入っていなかったので、去年よりかは盛り上がりに欠けていたような気がします
しかしどの組もとんでもなく面白く、さすがM-1の準決勝だなと思いました
決勝順位予想
1位、オズワルド
2位、ニューヨーク
3位、おいでやすこが
ウケが暴走しているおいでやすこがをテクニックで倒すオズワルドが見てみたいです！
ニューヨークはKOCに続きダブル準優勝を獲ってほしいです！
決勝が楽しみですね！
